きょくちょ日記 -THERE'S ONLY MAKE!-

頭の中にあるうちは何だって傑作

開発合宿を通して学んだモノづくりの楽しさと成長

弊社で年に一度やっている開発合宿「お産合宿」に参加しました。

お産合宿とは?

「お産合宿」はデザイナーやエンジニアなどの「クリエイター」という枠にとらわれず、普段は別々の仕事をしているさまざまな職種のスタッフが、所属する部署や職種を飛び越えてチームを作り、自分たちが「もっとおもしろくできる」と思うものを存分に作る、そんな合宿です。

「インターネットで可能性をつなげる、広げる」をミッションとしているわたしたちだからこそ、スタッフ自らが自分たちひとりひとりの持っている可能性を広げながら、新しいものを産み出していきたい。 そんな気持ちを込めて、このイベントは単なる「開発合宿」ではない、「お産合宿」と名付けられました。

osan.pepabo.com

【第1話】始まりは突然に

ある日、会社の先輩 (@kurotaky )から「ブログ見たよ!一緒にお産合宿に出よう!IoTしよう!CTOやろう!」と誘われました。

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※ ブログとはこの記事のことでした。

yutokyokutyo.hatenablog.com

しかし誘っていただいたことは嬉しかったものの、最初は乗り気ではなかったためYesとは言えませんでした。

Maker Faire Tokyo 2016 に参加してあれだけノリノリになっていたのにも関わらず、自分の業務がうまくいかないことですっかり自信を無くし、どんなことにもネガティブになり、このまま技術者として上手くやっていけるのだろうか、最悪ジョブチェンジした方が良いのでは … と将来に不安を感じていたのです。

楽しいかもしれないけど業務とは関係のないとされるIoT系の技術の習得よりも、まずは目の前の業務をこなせるようになるために日々の勉強が大事だと思ってました。 周りからは色んなことに目を向けすぎるから絞った方が良いと言われてました。

【第2話】楽しいことが成長の原動力

先輩に「今年は業務に集中するのでお産合宿には出るのはやめようと思ってます」と悩みを伝えたところ「楽しいことが成長の原動力になるからやった方がいいよ!」と僕の悩みを一発で吹き飛ばす強い言葉で一蹴してくれました。もしかしたら背中を押してもらいたかったのかもしれません。 (もちろんそれだけで悩みが吹き飛んだ訳ではありませんが、今でも力強く脳裏に焼き付いている言葉です。)

【第3話】黒瀧電気結成!

こうして僕は先輩のチームの一員になりました。 メンバー構成は以下のとおりです。 職種がディレクター、営業、デザイナー、エンジニアと多職種な構成となったのでなんでもできる感がありました。頼もしすぎる仲間たちとMakeするぞ!

osan.pepabo.com

【第4話】作戦☆会議

何を作るかを決める会議をしました。 先輩が東工大のデザイン思考の授業に参加されていたので、そこで吸収して得た知見を元にみんなでアイデア出しを行ったりしました。

kurotaky.hatenablog.com

medium.com

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【第5話】歯ブラシスタンド migaco 爆誕!!!

会議で出た中で実現可能かつ日々の問題解決をしてくれるであろう歯磨きに目をつけたIoTガジェットを作ることになりました。その名は migaco !!

migaco.info

【第6話】楽しい幸せな開発時間 … 。日々は流れていく … 。

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【第7話】お産合宿開始!

お産合宿がついに始まりました!

osan.pepabo.com

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お産合宿ではゴールに掲げていた Cloud Funding へのアクセプトを達成しました!

camp-fire.jp

実装内容はこちら!

kurotaky.hatenablog.com

【第8話】大円団

  • お産合宿を通じて、一つのプロダクトを仲間達で作る楽しさを味わうことができました。
  • 最初は雑でも良いからまずは形にすることが大事です。形さえできてしまえばフィードバックももらえるし次のアクションが決めやすくなります。形さえできていればうまいこと回っていくものです。
  • 楽しい という力の強さを知ることができました。開発を通してこんなに楽しく幸せな時間を過ごせたのは初めてだったかもしれません。というよりは日々の業務とはまた違うモノづくりの楽しさを改めて感じることができました。
  • 悪戦苦闘はしたものの新たな技術にチャレンジして何かを成し遂げるという体験ができて少しだけ自信をつけることができました。
  • 「もっとできたよなぁ」という自分の力不足な点を後悔するとともに「次こそはもっとバリュー出していくぞ」と思ったのを覚えてます。絶対に忘れない!
  • これからも継続して 楽しい を念頭に開発を行って自分の成長に繋げていこうと思いました。成長の一番の原動力が やらなければいけないからやる から 楽しい に切り替わったこの合宿のことを僕は一生忘れないと思います。強い言葉だけど本当にそう思います。
  • 誘っていただいた先輩や手厚いサポートをしていただいたチームメンバーに感謝です!黒瀧電気大好き!
  • そして楽しかったで終わりではありません。商品化することをCloud Fundingで明言しているので絶対に商品化させます。その気持ちは今も変わらない!

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黒瀧電気社歌

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