きょくちょ日記 -THERE'S ONLY MAKE!-

頭の中にあるうちは何だって傑作

2018年4月5日 明治大学の宮下研にお邪魔してきました

  • 明治大学の宮下研究室にお邪魔させていただきました。
  • 宮下研究室の存在自体は2年前のMakerFaireTokyoで出展されていたモノを僕がお客さんとして見せていただいたときから存じておりました。
  • その際に研究室自体に興味を持ち、学生さんから対面で研究室のあれこれを色々お話いただきました。元々HCIに興味があった僕は「こんな研究室あるんだ!なんて刺激的で面白い研究室なんだろう!」と興奮したのを覚えてます。
  • なので、今日の訪問はとてもワクワクしていました。
  • 結果は期待を大きく上回るものでした!
  • 研究内容は勿論面白かったのですが、何よりぼくが感銘を受けたのは研究室自体の空気感や文化、そして人でした。
  • これらがまず前提にあり、結果として面白いプロダクトが生み出されているんだろうなぁと確信しました。
  • 宮下先生をはじめ研究室内の学生さんは、新しい技術やモノを作るのが大好きで、一人一人の知的好奇心がとても高く、技術に対して正面から向き合って楽しんで日々ワクワクしている人達の集まりといった感じでした。
  • そして、仲間たち同士のコミュニケーションが活発なため、その環境にいるだけで自然と面白いものを作り上げてしまいそうな空気感を、ほんの少しその場に居合わせただけで感じ取ることができました。
  • なにより驚いたのは、皆さん自分のアイデアをすぐ形にしてしまえること。きっとアウトプットすることの大事さを入学当初から学んでいるのでしょう。頭の中だけで考えただけの傑作にならぬよう、とりあえず形にする、そしてすぐにユーザーテストしてフィードバックを受け、直すというフローを当たり前のようにこなしていました。(僕はこの大事さは社会人になって結構経ってからやっと分かったのに...)
  • しかも形をつくって終わりではなく、みんな自分のプロダクトを人に伝えるところまでが習慣化されているようであっぱれでした。ほぼ全てのプロダクトに動画紹介があるんですよねぇ。
  • 学生のうちからこんなによい習慣を身につけているなんて羨ましい!僕ももし高校生に戻れるのであればこの研究室に入りたかったなぁ!!なんて思っちゃいました😂
  • あとは具体的なところも挙げておくと、3Dプリンタスマホのように使いこなしている様子が印象的でした。みんな3Dプリンタを使うことができれば物質を物理的に送る必要はなく、データだけ送信して3Dプリンタで出力すればよいといういわゆる擬似的な物質転送装置の構想を当たり前のように持っていていらっしゃって興味深かったです。
  • 企業と関わることによって更に学生さんの成長を促すことができることもありそうと思ったので、是非今後ともお付き合いしていきたいなぁと思いました☺️
  • 大変刺激的かつ貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
  • 毎年夏に行われている宮下研究室のABproは絶対に参加しようと思いました!!

https://miyashita.com/